HONJO FACTOR 利用規約

 

第1条(定義)

本規約によって定める条項は、HONJO FACTOR(以下「当施設」)が運営するアートワークスペースの利用に関する条件および会員の権利義務を定めるものとします。

 

第2条(目的)

当施設の会員は、当社が提供するアートワークスペースを利用することにより、創作活動、アート制作、展示準備の利便性を図ることを目的とします。会員は、当施設を自己の創作活動の拠点、作業場として利用することができます。

 

第3条(会員制度)

入会希望者は、本規約を承諾の上、当施設所定の申し込み方法により入会手続きを行い、当施設の入会承認を経て会員となります。

 

第4条(入会資格)

入会にあたり、当施設が定めた審査を行い入会の可否を決定いたします。

審査基準に関しましては以下の内容を基準といたします。

 

・3年間以上のアーティスト活動を行っている者

・上記アーティスト活動とは、作品の制作及び販売活動、展示会開催、ウェブサイトまたはSNS等での作品発表、各種アートイベントへの参加等となります

・上記3年間に満たない者でも美術系大学・専門学校の卒業資格を有する者はこれを満たしているものと見なします

・上記に満たない者でも当施設がその適性を判断した者は利用資格を有します。

 

次の各号のいずれかに該当する者は、当施設の会員及び利用者になることができません。

・本規約および当施設の諸規則を遵守できない者、または入会資格に関わる重要な事実を故意に虚偽申告した者

・申込時に記載された会員情報と実際の内容が一致しないと確認された者

・暴力団または反社会的勢力関係者と社が判断した者

・伝染病その他、他人に伝染または感染する恐れのある疾病を有する者

・その他、当施設が会員としてふさわしくないと判断した者

・18歳未満の者(特例措置あり、要相談)

 

第5条(利用アカウント)

会員は、入会契約の締結により当施設の各種スペースを利用する権限を得ます。会員は当施設に入館する際、利用アカウントが確認できるスマートフォンを携帯しなければならず、未携帯の場合は入館できません。利用アカウントは、本人または利用権限を有する者のみが使用し、第三者への譲渡または貸与を禁じます。なお、利用アカウントの紛失、盗難、または破損が発生した場合は、速やかに当施設へ届け出、所定の再発行手続きを受けるものとします。

イベントや講習へ参加する場合は上記を満たさなくても入館できるものとします。

 

第6条(利用料金および諸料金)

当施設の利用料金は、当施設の定める金額を、所定の方法により支払うものとし、既納の各種料金は、理由の如何を問わず返還されません。会員は、実際の施設利用の有無にかかわらず、本入会契約に定めるすべての料金を支払う義務を負います。

 

第7条(諸規定の遵守)

会員は、本規約および当施設の諸規則、ならびに当施設が定めるルールや指示を遵守しなければなりません。

当施設利用時には、掲示されたルールや常識に基づくマナー、当社の説明および指示に従うものとします。

服装および装飾品については、会員の創作活動を尊重するとともに、周囲の作業やを著しく損なわない範囲で自由な装いを認めます。ただし、当社が極端な過激表現または公序良俗に反すると判断した場合は、改善を求めることがあります。

当施設内において、以下の行為を禁止します。

 ・オープンスペースでの無断の営利活動、宗教関連の勧誘、マルチ商法の勧誘、広告等の行為

 ・他の会員に対する過度な営業活動や勧誘

 ・喫煙および法令で禁止されている薬物の使用

 ・通常営業時間内での飲酒(但し当施設により許可を得たイベント等の催し物の際は可)

 ・飲酒による酩酊状態での利用

 ・利用を認められていない者の同伴

 ・施設、機器、備品等の故意または過失による破損・汚損

 ・大声や不適切な騒音の発生

 ・他の会員やスタッフに対する犯罪行為、暴力的行為、誹謗中傷、嫌がらせその他の迷惑行為

 ・施設内での宿泊、就寝、居眠り等の休憩行為

 

第8条(入館の禁止および退場)

会員は、本規約および当施設の諸規則を遵守しなければなりません。

当社は、以下に該当する者に対し、当施設への入館禁止または退場を命じることができます。

 ・本規約、諸規則を遵守しない者

 ・入会時に虚偽の申告を行った者、または重要な事実を隠した者

 ・酩酊等により正常な施設利用が困難と判断された者

 ・著しく不衛生な身体または服装により他の会員が不快と感じた者

 ・会費等の支払いが滞納している者

 ・スタッフや会員に対する過度な各種ハラスメント行為を行った者

 ・スタッフや会員に対し軽犯罪行為および犯罪行為を行った者(発覚次第警察に通報し対応を委ねます)

 ・その他、当施設が入館禁止または退場を命じる必要があると判断した者

 

入館禁止中の会員は、会費等の支払い義務を引き続き負います。

 

第9条(退会)

会員が自己の都合により退会を希望する場合は、当施設に直接来店し、当施設が指定する退会手続きを行うものとします。退会希望月の前月7日までに手続きが必要です。(例:3月退会希望の場合、2月7日までに手続きを行い、3月末をもってサービス提供終了となります。なお、退会手続きはスタッフ在中時間帯に限ります。)

未納の会費等がある場合は、退会手続き前に完納するものとします。

退会月が途中であっても、当該月の会費は全額支払うものとします。

会費等が6か月以上滞納された場合、当施設は自動的に退会とみなし、滞納分は全額現金または当施設指定の方法で支払うものとします。

退会手続きが完了するまで、利用の有無にかかわらず会費等の支払い義務は継続し、日割り計算や返金は行いません。

 

第10条(諸手続き)

会員は、入会申込み時に登録した情報に変更があった場合、速やかに当施設に来店し、所定の変更手続きを行わなければなりません。当施設から会員への通知は、会員から届け出のあった最新の住所または連絡先へ発送された時点で効力を有し、未達または遅延しても弊社は責任を負いません。Eメールや電話による通知も同等とします。

第11条(会員資格の停止および除名)

当施設は、会員が以下の各号のいずれかに該当する場合、当該会員の資格を一時停止または除名することができます。

 ・本規約および当施設の諸規則を遵守しない場合

 ・入会時に虚偽の申告または重要な事実の隠匿があった場合

 ・退会手続きに関する規定に違反した場合

 ・その他、当施設が会員としてふさわしくないと判断した場合

資格停止中または除名された会員は、当施設の利用ができなくなります。

資格停止中または除名後も、既納の会費等の返金は行われません。

 

第12条(会員資格の喪失)

会員は、以下の場合に自動的にその会員資格を喪失します。

退会

死亡

除名

当施設の閉鎖時

 

第13条(会員資格の譲渡・相続・貸与の禁止)

当施設の会員資格は本人に限られるものであり、第三者への譲渡、売買、貸与、名義変更、質権の設定その他の担保提供、または相続その他の包括継承は認められません。

 

第14条(利用料)

当施設の利用料は各種利用設備により定められます。会員はこの利用料金を当施設指定の支払い方法で決済いただきます。会員は実際の施設利用の有無にかかわらず、本契約に定めるすべての料金を支払う義務を負い、退会月までその義務が継続します。また、利用の都度、別途定める利用料が発生する場合、当該料金の支払いを求められます。

 

第15条(会費、手数料及び利用料の改定)

当施設は、会費、手数料、利用料等の改定を行うことができます。改定の場合、原則として1ヶ月前までに会員に告知します。

 

第16条(営業日および営業時間)

当施設の営業日および営業時間は、当施設が別途定めるものとします。

 

第17条(施設の利用制限)

当施設の管理またはその他必要と認めた場合、施設の全部または一部の利用を制限することがあります。その際、原則として1週間前までに告知します。但し、気象災害等緊急の場合はこの限りではありません。また、これにより会員の会費等の支払い義務が縮減または停止されることはありません。

 

第18条(会員以外の施設の利用)

当施設は、原則として会員が同伴する会員以外の者(以下「同伴者」といいます。)に対し、次の条件で当施設の利用を認めることがあります。

大きな荷物を運ぶ際の補助員として、事前に許可を申請した上で同伴者の入室を認めます。

・同伴者は原則として1名に限ります

・同伴者の入室は、当施設スタッフ在住時の時間帯のみで認めるものとします。

・同伴者の利用範囲は、会員と同等とします(ただし、当施設が必要と判断した場合は利用を制限することがあります)

・会員が退席した場合、同伴者も速やかに退席するものとします。

 

第19条(休業)

次の理由により、当施設の全部または一部を休業することがあります。

・気象災害等により安全確保が困難と判断した場合

・施設の点検、補修または改修を行う場合

・法令の改廃、行政指導、社会情勢の著しい変化等、やむを得ない事由が発生した場合

・全館をイベント、展示会、セミナー等に利用する場合

・その他、当施設が休業を必要と認めた場合

 

第20条(施設の閉鎖・変更)

当施設は、次の理由により、施設内の全部または一部を閉鎖または変更することがあります。

・気象災害等により安全な営業が困難と判断した場合

・法令の改廃、行政指導、社会情勢の変化、その他社の経営上やむを得ない事由が発生した場合

 

第21条(賠償責任)

当施設内で発生した紛失、盗難、傷害その他の事故について、当施設は一切の責任を負いません。会員は、自己の過失により当施設または第三者に損害を与えた場合、速やかにその賠償責任を果たすものとします。未成年の会員の場合、保護者は本規約に基づく責任を連帯して負うものとし、会員が同伴者等により損害を発生させた場合、会員は当該同伴者と連帯して賠償責任を負います。

 

第22条(解散)

当施設は、やむを得ない事情により、3ヶ月前の予告により当施設を解散することができます。ただし、天災、地変、公権力の命令、強制その他の不可抗力の場合は、予告期間を短縮することがあります。解散の場合、当施設は会員に対し特別な補償は行いません。

 

第23条(通知予告)

本規約および当施設に関する通達または予告は、所定の掲示板またはウェブサイトに掲載する方法により行います。

 

第24条(本規約その他の諸事情の改定)

当施設は、本規約、細則、利用規定、その他当施設の運営および管理に関する事項を改定することができます。改定後の規約は、全会員に適用されるものとします。

 

第25条(適用法および専属的合意管轄裁判所)

本契約の準拠法は日本法とし、本契約に関する訴訟については、大阪地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

 

附則

本規約は2025年4月6日から施行するものとします。